怒涛のスイス留学生活後編!!:偏差値50だった僕がアーヘン工科大学に入学した




皆さんこんにちはアーヘン工科大学のセイジです。

前回の投稿ではスイスに到着してから最初の半年までを振り返りました。
今回はドイツ正規留学のきっかけとなったETHに忍び込んで授業を受けたことや

日本に帰国するまでを紹介していこうと思います。

これから交換留学してみたいな~と考えている中高生の方に少しでも参考になればと思います。

絶対に手を抜いてはいけないスイスの体育!!

 

冬のスイスは-20度くらいになるので体育ではアイススケートが一般的ですが、
自分のアイススケートの経験は1,2度程度。

「あーおれから初心者クラスで練習かー」
と思っていたら。

先生:「よし、今から全員でアイスホッケーの試合するぞー」

僕:「!!!」

スイスっ子にとって冬の体育でアイススケートはできて当たり前で、
全員がアイススケートの経験者だった。

僕も必死にプレーするが、
初めのうちは上手く曲がることができなかったので叶うはずもなく

それでも相手選手にに突っ込む事が多かったのである意味恐れられていた…

夏にはサッカーやバスケが当たり前で、
サッカーに至ってはみんな自分のサッカーシューズと、
自分のひいきしているサッカークラブのユニフォームで参加するほど人気のスポーツであった。

サッカーではチームプレイは皆無でみんなボールを持ったらすぐにシュートに行くといった流れで
彼らに「僕たちのサッカー」という言葉は存在しない。

あるのは「俺様のサッカー」だけだった。

しかも体育に負けるとみんな本気で悔しがり、
ファールからつかみ合いの喧嘩になることもあるなど体育は命がけだった(笑)。

他にもマイナス10度の雪の積もる中グラウンドを走ったりと、
まさかスイスでも精神的に強くなるとは思ってもいなかった。

学校の授業はちょーつまらない!だからチューリヒETHの授業をこっそり受ける。

 

学校の数学や物理の授業は米子高専時代に、
学習した内容だったのでどうしても簡単だった…

僕:「授業おもしろないな…せやETHに友達いるから授業一緒に受けてええか頼んでみよ!」
友達:「全然OK!!だぜ!!!」

ETHと言えば世界でも屈指の大学で、

アメリカのカリフォルニア大学やハーバード大学と並ぶ名門校でもある。

留学して8カ月目くらいから学校をさぼってチューリヒのETHまで行くことに!!
留学中は学校をさぼってはいけないので、
いつも行けるわけではなかったので実際に授業に出たのは4,5回程度である。

勝手に入ると問題になるかもしれないので、
何度も言うようだが、
ETHの友達にたのんで授業を一緒に受けさせてもらった。

どうせ授業を聞いてもわからないんだろうな…と当初は思っていたが、
以外にわかる!!!

やっていることは同じなのだ!!

鳥取のド田舎でやっている授業とスイスの名門校で行われる授業に違いはほとんどなかった。

「あれ これ俺でもいけんじゃね??」

そこからスイス連邦工科大学の入学について調べ始める。

結局、入学試験や授業料、生活費の面からスイス正規留学ではなくドイツ正規留学を選ぶことになったが、
海外でもやっていけるんじゃないかと思い、
海外正規留学を考えたのもこの時期でまちがいなくドイツ正規留学のきっかけとなる。

番外編:スイスドイツ語とドイツ語の盲点!!!

 

語学学校に通っているうちに気付いたことでスイス人の喋るドイツ語はドイツ語ではなかった!!!

方言がきついとは聞いていたがそんな比ではない!!

ドイツ語 ich gehe in die Schule⇔i go go in de Schule. (僕は学校へ行く)といったように全く違う。
他にも(私たちは)wir⇔merや行くの過去分詞系がgangeなど(正確にはgegangen)
と言ったようにドイツのドイツ語とは全く異なる。

この違いは方言の範囲内ではなく、
書店にはスイスドイツ語専用の辞書が売っているほどだ!

なので語学学校でドイツ語を勉強してもなかなかコミュニケーションが取れない!!

少しずつスイスドイツ語も勉強してみるが、
すぐに挫折…

これからドイツ語圏へ留学を考えている方は、
行先の方言にも注意することを勧める。

番外編:永世武装中立国スイスの実態

スイスについて調べたことのある人なら知っているとおり、
スイスは永世中立国で有名です。

自国を他のいかなる体制、組織、思想からも一線を画し距離を置くことを中立という。これは単なる日和見主義とは違うものとされる。他国、他の組織等からの圧力を排除して中立を保つために必要であるとして、相当程度の軍事力を保持する。非武装中立論よりも現実的な考え方として認識されている。-Wikipedia

友達の家には核シェルターがあったり、
散歩中にトーチカを見つけたりとスイス留学中に軍事関連で驚くことは何回もありました。

とくにスイス留学に行く予定の方であれば、
軍服を着て自動小銃を方に掛けている人に中央駅や町で普通に会うと思います。

同級生の会話にも

友達A:「どこの所属希望した??」

友達B:「俺は衛生兵かな~~あー徴兵めんどくせ~~」

友達A:「ええマジで?もう決めたんか!なんとか免除にならへんかな?」

などなど20歳~22歳の間に15~17週間の兵役が義務づけられているスイスでは、
高校の休憩時間に日本では聞けないスイスあるあるが聞ける。

他にもスイスの法律では核シェルターを備え付けることが義務となっている一方、
実は多くの家では物置や倉庫として使われていたりと平和な一面を見たりできる。

今でもスイスへ行くたびに友達から軍支給のチョコレートを貰うことがある。

味は普通…

なんだかんだで日本へ帰国

前回紹介した鬼のドイツ語勉強をなんだかんだ続けるうちに、
帰国間際には日常会話はほぼほぼ問題なく、
授業も数学や物理であれば、おおよそ理解できるようになった。

そうこうするうちにあっという間に1年は過ぎる。
帰国の日には仲の良いクラスメートとホストファミリーが見送りに来てくれた。

ロビン:「まあ セイジまたどうせ来るよな」

セイジ:「そやな半年後の春休みに行くと思う じゃあな!」

そうして僕のスイス留学は終わったのであった。

今回はこの辺で、それではまた次回に!!

次回の記事:【米子高専4年生】ドイツ大学正規留学に向け腹を括る!



コメントを残す