ヨーロッパの歴史をドイツ大学で学んでみたい?だったらこの人!:ドイツ正規留学データバンク

京都大学大学院 西洋史学専修
ハイデルベルク大学 歴史学科



ドイツの大学志望理由

ドイツの歴史を研究する上で現地での史料調査は不可欠でした。

ウィーン大学のサマーコースに参加したことがあり、その文化の豊かさや奥深さに強く惹きつけられたということもあります。

折よく大学同士が交換留学協定を結んだことで、9ヶ月間ハイデルベルクに交換留学生として在学した後、一時帰国を挟んでDAADの奨学生として再び同地で研究を続けています。

優れた学問水準や史料の多彩さ豊富さはもちろん、歴史に対する一般の関心の高さは驚くほどで、日々良い刺激をもらっています。

 

合格までの道のり(DSH内部試験)

交換留学生、また大学院生として入学許可は既に降りていたため

 

ほぼ三年ほどの在学のあと、語学能力の証明も兼ねて、既に在籍している内部生向けのDSH(学期の終わりに実施・口頭試験は免除)を受験することにしました。

大学のホームページから過去問を印刷して自分で解いたり、聞き取り問題はタンデムパートナーに読み上げてもらったりしていました。

特に聞き取りに難があったため、ドイツ語学習者用にゆっくり読み上げられるDeutsche WelleのニュースをPodcastにダウンロードし

聞き取れなかった部分は文字で確認しながら同時に単語を仕入れていきました。

 

語学学校について

最初の渡航が決まった際、私費でボンとマンハイムのゲーテ・インスティトゥートにそれぞれ一ヶ月通いました。

その後、やはり一ヶ月間の外国人留学生向けの語学準備コースに参加し、
学期が始まった後は言語学科やGraduiertenkollegのドイツ語講座に週1~2度出席し、文法や話法についての理解を深めました。

 

特にB2以上になれば、DSH対策専用コースではなくても、講師に受験の意欲を伝えればそれに応じた授業をしてくれることもあります。

ただ、時間配分などは自分で時間を計りながら何度か過去問に取り組み、感覚を掴んでおかないと、制限時間に間に合わなかったり、逆に余ったりします。

 

生活面で苦労したこと

交換留学生の場合は学生課が寮を用意してくれますが、
個人で入寮を申し込む場合は締め切りが早く競争率も高いため、自力で住む場所を探すことになります。

また大学都市の不動産は出入りが激しく、下宿先や同居人と反りが合わなかったりすることも。

とはいえ個人寮やアパートも家賃が高かったり立地が悪かったりするので、ある程度は妥協も必要かと。

 

一日の生活の流れ

インテンシブコースに通っている時は、平日の朝から昼まで授業。

 

午後は観光をしたり買い物をしたりしながら、
夕方に帰宅、宿題に取り組みます。

大学の学期中の語学コースは週二度、夕方から夜にかけて行われるので、昼間は講義やタンデムを入れていました。



大学の苦労話

学生に対する要求のレベルが高いので、宿題やレポートなどは量が多かったり難易度が高かったりするうえ、
ドイツ語の授業についていこうとすると90分後には頭と耳が疲れきっています。

 

机を並べるドイツ人の学生も真剣に授業に参加しているので、切磋琢磨できる環境であることは間違いありません。

 

ここが日本の大学と違う

統一されたコマ制の時間割が存在しないため、取りたい授業の時間が重なってしまうことがあります。

 

引っ越し準備、入学手続き、ビザ申請など学期開始前は非常に多忙ですが、
ほとんどの授業は事前登録が必須(特定の日に貼りだされる名簿への記入や、教授に直接メールを出す)。

人気の授業は早々に定員が埋まってしまうこともあるため

新学期のスケジュール管理も早めに行うことが大切です。

 

これからドイツの大学を目指す人へ

ドイツでは学生が非常に優遇されており、
授業料が基本的に無料であることはもとより、
ローカル線に乗り放題の学生定期や、何より博物館での大幅な割引がとても有り難いです。

 

食料品が安く、生活コストがかからないため、
やりくりなどに煩わされずやりたいことに集中できます。

何より、海外での生活やそこに住む人たちの多様性を直に体験することは、間違いなく価値観を広げてくれることと思います。

Viel Spaß und viel Erfolg!



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です