
Imari
- 東京外国語大学 大学院 欧米第一過程 ドイツ文学
- ハイデルベルグ大学 西洋美術史学科 満期退学
出発から合格まで
東京のゲーテや東京外国語大学でドイツ語を勉強し大体B2レベルまで勉強してから出発しました。
ドイツでの住居手配はマインツに先輩が住んでいた事もあり、
その人の紹介で問題なく家を見つけることができました。
ドイツに来てからはDSH準備コースに入るための準備コースに入学し約1年間ドイツ語を勉強した後に
シュトゥットガルトに引っ越しました。
DSH準備コースに入学さらに一年半の滞在期間中にTestDaFとDSHに計6回受験しようやく6回目でDSH試験に合格しました
… 長かったです。
外国語の上達速度は人によって異なりますが、出発前にある程度基礎は固めておくことをお勧めします。
語学学校:シュトゥットガルト大学付属語学学校

シュトゥットガルトの語学学校に通うと他の州では加入できない場合があるAOKの保険に入る事ができるのでオススメです。
生活の流れ
朝8時から午後1時まで語学学校に通い、
その後会話練習のためドイツ人とタンデムを夜の6時ごろまで行い帰宅。
帰宅後は復習や次の日の授業の予習を繰り返していました。
苦手だった分野と対策
ドイツ語勉強で特に作文が苦手でした。
DSH試験では幅広い分野に関するドイツ語知識が
必要だったので新聞を読んだりを繰り返すようにしていました。
特に語彙力は重要なのでしっかり勉強しておいたほうが無難です。
DSH試験ではグラフを見て考察し自分の意見をドイツ語で説明しなければならないので、
勉強でもテキストの問題を解くだけではなく、
新聞でグラフ欄を見つけるなどして、様々な表現方法を覚えるようにしました。
文法やヒアリングはタンデムの他に市販のテキストを利用して学習しました。
[amazonjs asin=”3930861402″ locale=”JP” title=”DSH- und Studienvorbereitung. Text- und Uebungsbuch: Deutsch als Fremdsprache fuer Studentinnen und Studenten”]大学生活での一番の苦労
文系の場合とにかく日本とは勉強量が比べ物になりませんでした。
レポートの課題も多くレポートのために10冊本を読んだりする事も多くありました。
とにかく痛感したのはDSH試験合格だけじゃ絶対に不十分です。
学生生活ではネイティブたちに張り合っていく必要があるので… 寝ても冷めても語学です
これからの大学生に向けて一言
ドイツの大学はメンタルが鍛えられるので己の脆弱さを知る良い機会だと思うのでチャレンジして欲しいと思います。
またドイツの大学は幅広い年齢層の方が通われているので(特に文系は)おすすめです。