名前:Manaさん
留学先:フランクフルトのゲーテインスティテュート
フランクフルト留学のきっかけ
ドイツに出発する前の私はドイツでとにかく早く効率的にドイツ語を学びたいと思っていました。
色々調べていくとフランクフルトにあるゲーテインスティテュートには、『インテンシブ4+』というコースがある事を知り、授業のカリキュラムなども充実していて『ここなら効率的にドイツ語を学べる!』と思いフランクフルトのゲーテインスティテュートに留学しました。


ゲーテインスティテュートの様子
フランクフルトのゲーテインスティテュートでは、9時から16時の間、4週間で1つのレベルを終わらせるという先ほど紹介した『インテンシブ4+』というコースだけがあります。
その為ゲーテ全体の学生のモチベーションが高くドイツ語を集中して学ぶにはとてもいい環境でした。

大まかに説明すると午前中は、新しい事を学び午後の授業では、それを筆記やディスカッションでアウトプットするという内容です。毎日多くの宿題があり1週間に1度は、プレゼンテーションの宿題がありました。
4週間のコースの最後には、ここのゲーテで学んだ学生だけが受けられるゲーテインスティテュートの試験があります。
通常受験だと試験結果が来るのに1ヵ月程かかりますがここのタイミングで受けると3日後には結果が分かるので多くの学生がここで試験に挑みます。
なのでゲーテでのこの4週間は、学生達にとって本気でドイツ語と向き合う時間と言ってもいいでしょう。
勉強ばかりでなく、週に2回程美術館やビール工場見学などが出来る楽しいアクティビティもあり他のクラスの学生と知り合える機会にも繋がります。
季節ごとによって内容が変わるアクティビティは、魅力的でテスト前にも関わらずついつい参加してしまいました。(笑)
- 授業は朝の9時から16時の間で4週間で1つのレベル(A1,A2..)を達成していく。
- 午前中の授業で新しいテーマをインプット、午後はディスカッションなどアウトプット中心。
- 週に2回ビール工場見学や美術館・博物館めぐりなどアクティビティも充実
- 1か月ごとに試験があるので参加している方たちのモチベーションも高め。
ドイツでの住まいについて

ドイツでは、フランクフルト郊外の町に住んでいた為落ち着いた生活を送る事が出来ました。
食品などの物価も日本と比べて安く野菜や果物中心の健康的な食生活が安く出来たのが嬉しかったです。
フランクフルトでは、週末などにさまざまなイベントがあり美術館や博物館にも無料で入れる日などがあり様々な文化体験が出来ました。

ドイツ留学中一番印象に残った思い出や苦労した思い出

留学中に1番印象に残ったのが3ヵ月間での自分のドイツ語の成長です。
最初の1ヵ月目には、先生が言った教科書のページ数すら聞き取る事も出来ず宿題も分からず毎日夜の23時まで終わらせる事が出来ませんでした。
そして周りのヨーロッパ圏から来ている学生と自分を比べてしまい何回も落ち込んでいました。
まだ全くドイツ語が話せない時に初めてのドイツ語で『日本の学校の制度について』のプレゼンをするという課題があり、何度も間違え失敗しを繰り返し多くの事を学びました。
担任の先生から何回も励まされなんとかB1を終えた頃には、一人で様々なアクティビティに参加出来る程ドイツ語が伸びており自分にも自信が付きました。
- 初めは先生の言う事がわからなかったけど、3カ月後には一人でアクティビティに参加できるようなった。
- 課題は厳しけど、失敗しながら成長できた。
- ドイツ語出来なくてもB1レベルになった!
実践していたドイツ語勉強法やおススメテキストなど
私がドイツ語を学ぶ際に特に意識していた事は、ドイツ語でドイツ語を学ぶという事です。
分からない単語もドイツ語で説明してもらうようにしたり、文法もドイツ語で分かりやすく説明されている『Gramatik aktiv』という本で文法の苦手意識を克服しました。
ドイツ語でドイツ語を学ぶ事によって普段の生活でも分からない単語があってもドイツ語でその意味やコンテキストをくみ取る力が凄く身に付きました。
後は、ドイツのラジオ、ニュースなどを定期的に聞いています。
『留学前に準備しておけば良かった』と思う事
私の場合は、『ドイツでドイツ語を学び始めたようなもの』だったので、もし可能であれば前もって単語などをもう少し覚えておけば良かったと思います。
ゲーテでの授業の内容がディスカッションが多かった事もありもう少し日本でも自分の意見を人に伝える、自分がどう思っているのか自分の意見を知るという事を日本語で出来るようにしておけばよかったと思いました。
しかし何事も遅いという事は、無いのでドイツで初めてもちゃんとキャッチアップ出来るのでご安心下さい!
筆者-Manaさん