ドイツ留学体験談:マールブルク大学に留学して分かったドイツ大学の素顔。

プロフィール

名前(ニックネーム):Bukky
専攻:ドイツ語学科
留学先:マールブルク大学

マールブルク大学

3月 23, 2018

マールブルク大学留学のきっかけ

私はGermanistik(ドイツ学)を大学で学んでいるのでドイツに留学したいという気持ちは前々からあったのですが、その中でもマールブルク大学を留学先に選んだのにはいくつか理由があります。

1つにはマールブルク大学が私の大学の協定派遣先であり留学にあたってのサポートを受けやすかったこと。

また私がゼミで研究しているテーマである宗教社会学についての知識を広げるのにマールブルクがぴったりだったということ。他にもマールブルクはドイツの中でも中央部に位置していて様々な都市とのアクセスがよかったことなどがあります。

ゲーテ先生
留学先が通われている大学などの協定先であるなら、過去に留学した先輩にアポを取って留学の様子や準備しておいた方が良い事など尋ねてみるのも良いでしょう。

マールブルク大学の様子

大学都市マールブルクの様子

マールブルクは通称「大学の街」とも呼ばれ、その名の通り街全体に大学のキャンパスが点在しており、住民も学生の割合がすごく高いです。

しかし街自体はこじんまりしているため比較的落ち着いた雰囲気だと思います。

キャンパスは学部ごとにある程度分かれているため同じ学部の授業だけを受けるのであれば移動は比較的少なくて済みますが、私みたいに様々な学部の授業に顔を出してしまうと少し移動が大変です(笑)

フロイト先生
そうすると次の授業に間に合うか心配になるのお…そのあたりはどうなんじゃ?

大部分のキャンパスは比較的まとまって位置しているので、授業と授業の間は30分くらい空くことが多いので次の授業に間に合わなくなることはあまりないと思います。

マールブルク大学は学部も文系から理系まで幅広く充実していて、留学生用に開講されるドイツ語を学ぶ授業や、英語で受けられる授業などもあるので、本当に様々な国籍であったり目的を持った学生が集まってきていて、そのような様々な学生と交流する機会が豊富であることはマールブルクに留学するメリットではないかなと感じます。

また学食やカフェも充実しているため次の授業までの空き時間にはキャンパス内で友人とゆっくり過ごすことなども可能です。

マールブルク大学ってこんな所!
  • マールブルクは学生の街で住民も学生の割合がとても高い。
  • キャンパス同士が離れているので移動が大変になることもある。
  • 英語で受けられる授業もあるなど国際性にあふれている。

マールブルク大学の寮や生活について

私は大学が提供する寮に住んでいるのですが、キッチンやトイレ、シャワーなどは共有で部屋は一人一人に個室が与えられています。寮の場合は他の学生との交流の機会が多いのでその点は魅力の一つです。

しかしながら寮のある地区は様々に散らばっていて場所によってはアクセスの良し悪しなどが変わってきたりします。

フロイト先生
自分のメインキャンパスがどこにあるかは事前に調べておくと、寮を選ぶときの参考にもなるぞ!

じゃが…自分の希望する寮の定員がいっぱいじゃったらどうすればいいんじゃ?

そういったことを懸念する場合にはWGと呼ばれるシェアハウスの形態もありだと思います。ドイツではこのようなシェアハウスの形態は盛んで様々な人が家やアパートの一室を貸し出していたりするので自分の気に入った家にアポをとって、住むことができるか交渉することも可能です。

ドイツ留学中一番印象に残った思い出や苦労した思い出

日本では見られないオブジェクトや建築も街の魅力。

ドイツに来たばかりの頃は公共交通機関の利用の仕方に苦労しました。例えば乗車券にしても様々な種類があるのでどれを買えばよいのか判断するのにかなり時間を要したり、その後もたくさん種類がある電車の中から自分が乗るべきものを見つけたり…最初はなかなか慣れるのに苦労しました。

しかしながらドイツは交通機関がこのように充実しているので一旦慣れてしまえば簡単に様々なところへ行くことができます。実際に電車やバスを駆使してハンブルクやベルリンなどの都市へ旅行したりもしましたが、とても良い思い出になりました。

ゲーテ先生
公共交通機関は州や街によってもルールが大きく異なりますね。留学前にインターネットで情報収集しておきましょう。

実践していたドイツ語勉強法やおすすめテキストなど

私は日本にいるとき授業以外ではゲーテインスティテュート試験用の問題集や市販の単語帳などを使いドイツ語を勉強していました。また私がおすすめしたいのは「Deutsche Welle」と呼ばれるドイツ語のニュースを集めたサイトがあるのですが、そこからドイツ語のニュースを聞くということです。

このサイトにはゆっくりと話されるドイツ語のニュースなどもあるのでリスニング能力を鍛えるには良い教材だと思います。またドイツに来てからは大学が提供している自主学習センターのような施設でも空き時間にドイツ語の勉強をしたりしています。

『留学前に準備しておけばよかった』と思う事

やはり日常会話で使われるようなドイツ語の表現をもっと勉強しておけばよかったと感じることは多々あります。電話口での会話など意外と「あれ、どのように言うんだっけ?」と感じたことが多かったです。

またドイツの場合は学生用ビザの申請が渡航してからになると思うのでドイツに来てから慌てることにならないよう保険なども含めよく書類などを確認しておいた方がよいと思います。

筆者-Bukky

ゲーテ先生
ドイツに到着してから自分が何をすべきなのか?をしっかりリストにしてまとめて置くと、ドイツについてから慌てる心配はいりませんよ。

Bukky君、マールブルク大学の紹介ありがとうございました。



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