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Seijiのプロフィール

Seiji

  • 米子工業高等専門学校;電子制御工学部
  • アーヘン工科大学:Elektrotechnik, Informationstechnik und Technische Informatik B.Sc.
  • 出発前ドイツ語レベル:B1

アーヘン工科大学合格までの流れ

高専を在学中にドイツ留学を決意DSHとTestDaFを受け続け6度目のDSH試験で合格、当初はTUM(ミュンヘン工科大学)に入学希望だったがバイエルン州から同州大学すべての入学を拒否される。

その後アーヘン工科大学・カールスルーエ工科大学・イエーナ大学・ドルトムント単科大学・ハノーファー大学・ブレーメン大学・ドレスデン工科大学などの大学に合格し、その後アーヘン工科大学に進学。

 

語学学校:ゲーテインスティテュートミュンヘン

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語学学校:DKFA(ミュンヘン大学付属語学学校)

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これからドイツの大学へ挑戦する人へ

 

英語があまりしゃべれない方(ネイティブ以外)は出発前までにある程度のドイツ語力を身につけてください。DSHやTestDaF試験は出発前に英語が問題なく話せるもしくはドイツ語能力で言えばA2からB1でしっかり一年間勉強すれば十分合格できる試験です

 

DSHやTestDaF勉強で一番重要なのが単語です。単語は長文読解やヒアリング、作文などすべてに共通する大事な要素です。ぜひ単語勉強を毎日継続しポキャブラリーを増やしましょう。

州立語学学校はなるべく自分希望する大学の近くを選びましょう。ある程度のコミュニティーを作っていると後々の大学生活でも楽です。

 

お勧めするドイツ大学合格までの道

 

自分がお勧めする合格への道は最初の1〜2ヶ月は私立語学学校に入り、その後大学付属語学学校に切り替える方法です。

このメリットは何かというとズバリ家探しの手間を省くことができます。日本にいながら自力でドイツで家を探すことはほぼ不可能に近いです。

自分は日本で仲介業者を通して住居を手配しましたが、仲介手数料も高額で住居の紹介までに時間もかかりあまりお勧めしません。

その点、私立語学学校(ゲーテなど)は住居を希望すればお金こそかかりますが、確実に手配してくれるので安心です。またドイツに到着後のビザ申請から銀行講座開設まで手伝ってくれるので大変お勧めです。

『最初から大学付属語学学校に住居の手配も頼めば?』と思う人もいると思いますが、多くの大学付属語学学校は残念ながら家の紹介はしてくれません。

これが国立語学学校の痛いところです…
これは自分が出発前に計画した留学プランに合格後、もっとこうしておけば良かったという点を書き加えたものです。

以下の図ではDKFA(ミュンヘンの州立語学学校)になっていますが、ここを他の州立語学学校に変えて考えても良いと思います。

 

*不合格になった後の予定があるのは自分自信DSH試験に3回,TestDaF2回落ちているのでその経験をもとに作成しています。

*高専生はこのDKFAに入学はできますが、その後バイエルン州の大学に入学することは極めて難しいです。バイエルン州では高専生が同州の大学に入学するためにはセンター試験を受ける必要があるためです。

語学学校に通っていたころの生活

 

州立語学学校の授業は3~4時間ほどで宿題の量が多く、特に週2回の小テストの準備にも追われるため平日は授業終了後、図書館で毎日勉強復習と予習を繰り返していました。

*国立語学学校は確かに宿題が多いですが、日本人の場合ただ宿題をやるだけでは合格は難しく、語学学校以外の勉強が重要になります

週末は図書館に行くことが多かったのですが、気晴らしにタンデムパートナーとサッカー観戦やカフェでゆっくりしたりも…

 

アーヘン工科大学1ゼメスター目

 

大学の授業が始まる前にはVorkurse(補修コース)が1ヶ月行われるので是非参加しましょう。内容は高校から大学1年までの基本的な数学の範囲になります。

学科別にクラス分けされるので、大学が始まるまでに友達をたくさん作っておきましょう。これが後々重要になります。

授業登録はCampus Officeというアーヘン工科大学のオンラインサイトから行います。電子工学部の最初の授業日程は以下のようになります。

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アーヘン工科大学2ゼメスター目

 



5 件のコメント

  • Seiji さんはじめまして。biomedical engineering を勉強したく、中でもアーヘン工科大学はいいと聞き、アーヘン工科大学に進学したいと情報を探してましたところSeijiさんのこのブログに辿り着きました。

    一度進学について大学に問い合わせたところ、ドイツ語でテストを受けなければいけないのと、インターンをしなければならないと言われたのですが、Seiji さんはされましたでしょうか?

  • こんにちは
    僕はまだ高専一年生ですが、せいじさんのブログを見て以来アーヘン工科大学に行きたいとひそかに思っています。
    そこで質問ですが、ドイツ語はどのように学習しましたか?僕はまだ英語は準二級程度の実力なので英語をマスターしてから学習をするほうが良いのでしょうか?
    返信待ってます!

    • tomic君、こんにちは。最近は留学体験談の編集や管理が殆どなので個人ブログはもう更新していないけど。。。読んでくれてありがとうです!ドイツ語始めたのは高専入学してからで、本格的に始めたのは4,5年生あたりかな、でも卒業まで部活とか同好会ばっかりやってたよ。(笑) 学部入学ならよっぽど「ドイツのここに住みたい!」ってなければ、TU9のなかから気に入った工科大学に進学しても良いかも。

      ただ、単位認定は難しいかもなので(前例がない)、ので一番高専の専門知識を引き継いだまま、効率良く学んでいくなら、日本の大学に編入して、大学院からドイツに来るのがおすすめ。大学院だと殆ど英語で授業が行われるから、高専在学中もドイツ語じゃなかくて英語勉強すれば良いから言語の学習も一つに絞れる。どちらにせよ卒論の時に読む論文は殆ど英語だから。

      あと、高専卒業して学部からドイツの大学に入学する人は、高専在学中に交換留学行った人が殆どだから、留学経験がない場合は、高専→日本の国公立大学→海外の大学院のルートが現実的だと思う。その方がドイツだけに限らず国を選ぶ時の選択肢の幅も広がるので。

      話が脱線してしまったけど、一年生の時から卒業までドイツ語じゃなくて英語勉強をおすすめします!高専、英語の先生は博士卒&留学経験ありの人が多いから、その先生たちに「自分、将来は留学したいです!」って言えば、英語の勉強等に関して適格な助言を貰えると思う。(英語の先生のほかにもtomic君の所属学科で留学経験もしくは留学の指導経験がある先生もおすすめ)自分も最終学年は良く先生の研究室に遊びにいってたから、取り敢えずいろんな英語の先生の話を聞いてみて!5年間の在学中にtomic君の留学を応援をしてくれる先生を見つけられれば良いと思います。

  • seijiさん初めまして。
    私はドイツの大学を目指し勉強中でseijiさんと同じ高専生です。
    いつもブログやツイッターなど拝見させていただいております。
    有益な情報を提供していただきありがとうございます。

    現在私は5年生であり、来年度からドイツに渡航予定です。
    現段階で語学学校は2ヶ月通うのは決まっているのですが、語学学校終了後にDKFAに通いたいと思っております。(アーヘン工科大学の付属学校に通うことを検討しましたが、期間が限られているため断念しました)
    そこで質問なのですが、DKFAは開講日の何ヶ月前に申し込むのがよろしいでしょうか。
    自分で調べたのですが、判明しなかったため質問させていただきました。
    お忙しいとは思いますが回答していただけるととても助かります。

    最後にいつもブログなど更新していただきありがとうございます。
    これからも頑張ってください。応援しております。

    • aroeさん、こんにちは

      特に日常生活の事しかツイートしていないので….お役に立っているならうれしいです。

      DKFAどうでしたでしょうか…かなり昔の事だったので、それでも留学計画を立て次第早めに準備したと思います。できるだけ早く申し込むとしか言えないです、コメントで頂いた留学予定的には私立語学学校に2か月→DKFAに切り替えるという感じですよね。

      だとすると日本にいる間に申し込んでおいても良いと思います。語学学校は自分の中である程度どこでも良いという気もします。ミュンヘンなど住宅事情がむずかしいところだと、予算との相談もあるので。

      なので、自分が行きたい大学を選んで、そこの近くの私立語学学校に行く、2か月くらいして基礎を身に着けてから、大学付属の語学学校に切り替えるのもおすすめです。

      高専卒はバイエルン州の大学に行くには、センター試験のスコアも求められるので(実体験なので今は違うかも!)注意してください。

      自分もaroeさんがドイツ大学に来るのを応援しています!!

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