ゲーテ試験【C1〜C2】、DSHやTestDaFに合格するための単語数はおおよそ10000語です。上級ドイツ語試験に合格できない方に共通する問題のほとんどは語彙不足が挙げられます。
残念ながら日本で販売されているドイツ語単語帳は英語の物と比べると数が圧倒できに少なく、どれも初級者中級者向けでありC1〜C2のドイツ語試験対策には向きません。今回紹介する方法には自分で単語帳を作成する方法のほか、単語帳を使った勉強方法も紹介しています。

Contents
10000語マスターするためのドイツ語単語帳の作り方
まず用意するものはファイルと横線ノートこれだけです。ノートは切り離し可能で横線が入っているルーズリーフの用なものをお勧めします。下の画像のように線と線の幅が狭いと一目で見返しづらいのでるべく幅の広いルーズリーフが最適ですが、なかなか販売していないのでWordなど文章作成ソフトを使って自作しても良いでしょう。
ルーズリーフは切り離して、縦に半分に折るもしくは下の画像のように線を引いて半分に分けてください。

あとはノートの左側に自分が学習してわからなかった単語をノートに書き写しましょう。その際、右側にドイツ語、左側に日本語訳を書きます。
普段の授業や自習などで、分からなかった単語があればその都度メモするか一日の終わりに整理するようにしてください。
文字に色をつけておくと脳にも定着しやすいで、カラーボールペンを使って左右の色を変えるのもお勧めです。
名詞の場合der die dasのような 定冠詞が必要になりますが、そこを簡略化して”r”女性名詞は”e”中性名詞は”s”のように書くと単語帳がスッキリします。半年くらい続けると何冊にもなります。
自作の単語帳を何冊も作っていると、そのうち単語が重複してくるので重複した単語にはマーカーで印をつけておくと忘れやすい単語ということでメモにもなります。
- 簡略化して”r”女性名詞は”e”中性名詞は”s”のように書くと単語帳がスッキリする。
- 文字はカラーで書くと記憶しやすい。
- ノートに書くよりもワードなどの文章作成ソフトがおススメ!!

ではこの単語帳を使った勉強方法を説明していくぞい!
使い方は基本編と応用編の2つをしっかり覚えておくのだ。
ドイツ語単語帳の使い方
基本編:ドイツ語単語帳はこう使おう!!
基本の使い方とはノートに何回も書いて覚えるというやり方ではなく、日本語の部分を手や紙で隠しながらドイツ語側を見て日本語の意味を思い出す勉強方法です。
この単語帳の場合、見開き1ページで約30語復習できるので、いちいち単語カードのようにめくる必要はありません。だいたい一日2000語程度復習を目指してスピードを意識しながら朝と夜に行いましょう。
応用編:ドイツ語単語帳はこう使おう!!
応用編はスペル勉強を行うときに有効です。今度は単語帳のドイツ語側を手や紙で隠して日本語のみが見えるようになります。あとは日本語を見ながらドイツ語をノートなどに書くだけです。
最初の1ページが終わると自分で答え合わせを行いましょう。そして同じページをもう一回テストします。2週目は1周目で間違えたところのみ3周目は2週目で間違えたところとどんどん絞っていきます。4周目を目安に繰り返すようにしてください。これは基本編に比べて時間もかかるのである程度、基本編ができるようになった方におすすめです。
- 一日2000語程度復習を目指してスピードを意識しよう!!
- スペルチェックは基本編が終わってから!!
- とにかく単語帳を何周もしよう!!
番外編:他にもこんな勉強法が!おススメドイツ語単語勉強法!!!
単語勉強は継続が大切です。毎日同じ勉強をしているだけではモチベーションの低下につながりどうしても長く続かないので、たまには今までに実践したことのない勉強法を試してみるのもよいでしょう。
- 毎日SPIEGELやDeutsche Welleのようなニュースを1回目は辞書を引きながら読み、2回目は声に出して読む、3回目以降黙読など。
- 覚えた単語をその日のうちに3回以上使う。
B2以上のドイツ語力をつけるには単語帳に乗っている単語だけじゃ不十分じゃ!!