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初めまして、ドイツで建築学部への正規留学を考えている者です。
現在、アーヘン工科大学、ミュンヘン工科大学、ベルリン工科大学等、理系学部の強い大学を申請先に検討しています。
詳細なドイツ大学に関するとても多くの情報を発信なさっている貴サイトの管理人さま、そういった情報に触れているご利用のみなさまに教えて頂きたいことがありました。以下の内容です。
私は 県立高校(文系)卒業⇒国立大学(経済学部、Anabin Databese上、H+ 扱い)卒業⇒就職(現在)
という履修、職歴ですが、建築学部に申請することは可能でしょうか?
管理人さまが作成された記事( https://tobitate-german.com/bedingungen )によると、「取得した学位と関係のない学科を選ぶこともできますが、入学者制限がある場合、大学が入学許可を判断するため必ず入学できるとはかぎりません」となっており、自分の履修歴で申請が可能なものなのかどうか、不安に思っていました。
DAADのサイトにも同様の記載があったため、ミュンヘン工科大学、ベルリン工科大学のアドミッションに上記履修、職歴を伝えたうえ「自分は申請可能か、また、どういったケースがDAADでいうところの"制限"の対象になるのか」との問い合わせをしたところ、いずれも「申請前の選考に関する質問は受付かねます」との回答を頂きました。。
申請の結果、Studiencollegで不足科目(数学Ⅲ&Cに該当する科目や物理等)の履修を求められる場合もあるようです。大学申請前には語学学校への入学も検討しております。
現役学生ではないため、奨学金や借入ではなく、給与のみから学費・生活費等の滞在費用を捻出するのが現実的かと考えています。直で大学に申請か、Studiencollegへ進むのか、どういった進路をとる必要があるかにより、学習計画の内容、期間が大幅に変わるため、申請前に上記疑問に関する情報を知りたく、質問させていただきました。
みなさまのご知恵をお借りできれば幸いです。長文失礼いたしました。
枝豆さん、初めまして管理人の井上です。
さっそく自分の経験やわかる範囲を元に質問に答えていきます。
私は 県立高校(文系)卒業⇒国立大学(経済学部、Anabin Databese上、H+ 扱い)卒業⇒就職(現在)
という履修、職歴ですが、建築学部に申請することは可能でしょうか?
最初に、自分はドイツ大学の入学可否を決める事はできません。それはドイツの大学やUni-Assistが一般的に判断するからです。なので、僕が安易に「絶対いけますよ!」とは言えません。枝豆さんがおっしゃたように「DAADでもあいまいな回答しか書かれていない」という事も同様だと思います、なぜならDAADは合否を判断する機関じゃないからです。
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ここからは僕の個人的な経験や周りの人から聞いてお答えする個人的なアドバイスです。
僕個人としては、ドイツの建築学部に問題なく入学できると思っています。もちろんドイツ語など、大学が指定する条件をクリアする必要はあると思いますが、学歴の面では大丈夫だと思います。
特に一度大学を卒業しているという事はドイツ大学入学ではかなりの信用になります。
あいまいな状態でドイツに出発するという不安は自分も経験してきたので痛いほどわかります。もし、時間に余裕があるなら、今から一度願書をドイツの大学に出してみるのをおすすめします。個人的にはドイツTU9の一つ、ブラウンシュアバイク工科大学に願書を出してみるのが良いと思います。
↓大学の願書申し込みポータルサイトです。詳しい情報はこちらからどうそ。
https://www.tu-braunschweig.de/international/incomings/study/application
ブラウンシュバイク工科大学に願書を出す理由は、自分に今何が足りないのか(学歴、語学力、センター試験の有無)を丁寧に書類で教えてくれるからです。50ユーロの審査料を大学に収める必要がありますが、その価値は十分にあると思います。おそらく枝豆さんであれば条件付き入学許可証(語学証明書を出せば正式な入学許可を与える的な書類です)をもらえると僕は思います。
これがあると、ドイツ大学入学許可がもらえるかの精神的安定が得られるので、安心してドイツに出発すできると思います。自分はドイツ滞在後にこれに気付いて願書を出しました。周りのドイツ大学入学希望生にも同様に勧めています。
申請の結果、Studiencollegで不足科目(数学Ⅲ&Cに該当する科目や物理等)の履修を求められる場合もあるようです。
Studiencollegに通わないといけない可能性もありますが、不透明なので上記で説明した通り、ブラウンシュバイク工科大学などドイツ大学に願書を送って判断を仰ぐのが一番早く正確です。
大学申請前には語学学校への入学も検討しております。
良いと思います!!(上から目線ですみません m(_ _ )m)
現役学生ではないため、奨学金や借入ではなく、給与のみから学費・生活費等の滞在費用を捻出するのが現実的かと考えています。
周りにも社会人から会社を退職してドイツ大学入学にチャレンジしている方をちらほら見かけます。彼かも同様に社会人時代に貯金したお金を切り崩して、語学勉強に励んでいます。社会人の方々で多いなと感じるのは、ドイツ語力ゼロでドイツに来て、基礎ドイツ語力が身につくまで時間がかかり、どんどん貯金がなくなって精神的にも余裕がなくなっていくパターンです。
なので、僕個人としても日本にいる間にドイツ語A2をパーフェクトにもしくはドイツ語B1に合格できるようにしておくことをおすすめしています。ドイツ語B1程度あれば、ドイツにきてからも無理なくスムーズにドイツ語力を鍛える事が出来ます。
いえいえ、こちらも枝豆さんのようなドイツ正規留学を目指す方の助けになれば幸いです。
ご紹介いただいたブラウンシュバイク工科大学への申請を検討してみようかと思います。申請期間はしばらく先(冬季:6~7月、夏季:12~1月)のようですが、私の渡独時期もしばらく先でしたので、申請し、結果が得ようかと思います。
ブラウンシュバイク工科大学の願書受け付け時期はほかの大学願書受付期間よりもかなり早く(一般的に冬季:7月15日から8月15日の間)、入学の合否も早く知らせてくれます。
仮に希望の大学から入学拒否された場合でも、「ここの大学からは許可証もらったぞ!」と言えば入学許可されるケースもありました。(実体験) お守り的役割にもなるので、願書出してみるのがおすすめです。
結果が得られましたら、情報共有も兼ねてこちらの掲示板にご報告できればと思います。
楽しみにしてます!!
独語の学習を継続していこうかと思います。語学力不足が留学の障壁になる例は身に染みる思いでした。失敗談というのは得てして表に出てこない中、こういった情報を得られるのも大変ありがたいです。
そういってもらえると嬉しいです。ネットの検索エンジンに上位掲載される留学情報は成功している方が書くことが多く、ポジティブな物が中心になってしまいます。なので留学の個人相談ではネガティブな面も同様に伝えるようにしています。
建築学科についてですが、専門的な内容や授業、生活などさくさくらさんのインスタグラムなどがとても参考になると思います。
また、お時間があるときにでも!
さくさくらさんの記事↓
https://tobitate-german.com/report_00018
それでは!!
最近、留学相談に答えても、相手から返信をもらえない事が多いのじゃ。運営も人間なので、返事がないと悲しいのじゃ。