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ドイツの理系博士課程入学を検討しています。
現在、研修医をしており、研修の2年間が終わればそのあとにドイツで基礎研究したいと思っています。分子生物学に興味があるのですが実際には興味がかなりbroadであり大学にもこだわりはあまりないです。恥ずかしながらドイツに対する強い憧れがあります。研究室毎の募集になるみたいですが、ドイツはどの大学もレベルが高いそうで、自分は正直医学部時代の成績も良くなく、研究実績も特にないです。ただ、医学部を出たために修士を飛ばせる可能性はある(知り合いの大学院生より)とのことで、少し夢を持ってみました。難しいのであればマスターから頑張ってみようとは思っています。
お時間あるときにアドバイスを頂ければ幸いです。
ルトガー・ハウアーさん、こんにちは。先日まで試験期間だったので、返事が遅くなっていまいました。
頂いた質問についてですが、自分は学部生で博士課程留学については全く詳しくないので、ご了承ください。
研究室毎の募集になるみたいですが、ドイツはどの大学もレベルが高いそうで、自分は正直医学部時代の成績も良くなく、研究実績も特にないです。
そうですね。自分の周囲にいる博士課程に在学されている方々は、全員、研究室に直接応募して採用の流れだったと思います。(自分の知る限り、理系は全員そうなのでは。。。)複数の大学の研究室に応募している友人もいました。
医学部から研修期間を終え、ドイツの大学院で留学という場合についてですが、聞いた事もないので残念ながらこれといったアドバイスをする事はできません。自分の周囲にも、数年単位で日本からドイツの大学病院に研究留学されている方がいらっしゃいますが、全員、日本の大学病院や医局で勤務もしくは研究されている方なので、ルトガーさんの研修後にドイツ大学院に来たというルートではありませんでした。
なので、ルトガーさんの興味がある大学の研究室にメールを送ってみるのが一番正確で早いと思います。興味を持ってもらえればZOOMなどを通して先方からインタビューの機会がもらえるかもしれません。
ただ、医学部を出たために修士を飛ばせる可能性はある(知り合いの大学院生より)とのことで、少し夢を持ってみました。難しいのであればマスターから頑張ってみようとは思っています。
上記のように自分は医学研究や医学関連からのドイツ留学については全く存じ上げないので、細かくアドバイスしたりすることはできません。なので、直接大学の研究室にメールを送ってみるのが良いと思います。
学部生目線で申し訳ないのですが、将来的にドイツで研究したいという場合なら、大学病院や研究機関等で数年~勤務した後に、同大学や研究機関と提携しているドイツの大学病院や機関に派遣してもらうという方法がより現実的で、ルトガーさんのキャリアを考えたときにも最適だと思うのですがどうでしょうか。
そちらの方が数年間の間にうまくいけば研究実績を積む事ができたり、研究先または留学先紹介や推薦などを考えたうえでも、組織というレバレッジがきかせやすい分、早くドイツで学べる/働けると思います。運が良ければ、日本の勤務先や研究室のポストも確保しながら、ドイツ留学できると思うので、もしもルトガーさんにドイツが合っていなかった場合、日本に戻りやすいのかなと思ったりも。。。←あくまで素人意見です。
ルドガーさん、お返事ありがとうございます。
せいじ様の言われるように直接聞いてみるのが一番よいのかもしれません。
そうですね。大学や研究室ごとで異なるので、そちらに連絡される方が正確な情報を得られると思います。
※直接、研究留学(インターンの様に給与をもらうわけではなく、ボランティアとして研究室に参加、見学させてもらうという意味で)というのはドイツでは盛んでしょうか、周りにそのような学生がおられるかどうかお時間あるときに聞かせて頂けたらと思います。
研究室見学はどこの大学でも前向きに検討してもらえると思います。周りにも留学期間中に色々な研究者の方にアポを取り見学に行っている方もいました。
修士・博士ドイツ留学に興味がある事を伝えれば、運が良ければ見学の日程を設けてもらえると思います。(コロナ期間の現在、直接訪問できるかは不明)この辺りの事情は研究室によって異なると思うので、先ほどの繰り返しとなりますが、研究室見学の旨をメールを送るのが良いと思います。
見学については前向きな返事が期待できる一方、ボランティアとして研究室参加は聞いた事がないのでなんとも。。。という感じです。
コネクションがないのでそれを直接現地に行って補うというのが戦略としてはあるのかなと思っています。
そうなると、最初は短期で渡独してアポを取った研究室を見学して周るという感じでしょうか。
大学院訪問については以下の記事を参考ください。
https://tobitate-german.com/report00037
インターンと違い給与も発生しない分、採用のハードルが下がることも期待しています。そこで顔を売り、博士課程への進学を改めて相談してみるのがよいのかなと今は考えています。
ドイツだと殆どの場合インターンは有給なので、インターン採用までに書類審査や面接等、またその後の雇用契約と色々あります。また、インターン生である事とそれが博士課程に採用されやすいかどうかの因果関係は残念ながらこちらでは何とも言えません。これも所属を希望する研究室に連絡を取り確認してみても良いと思います。聞きづらい場合は、見学先の博士課程学生に聞いてみてはどうでしょうか。
ルトガーさん、追記で失礼します。
昨晩、公開したドイツ大学院留学に関連した記事で、大学院留学(この記事では修士課程)について取り上げており、出願スケジュールから、大学院の見つけ方、また大学訪問について紹介しているので、是非参考にしてみてください。
ドイツ大学院に合格にしたので、出願スケジュールから大学訪問、IELTS受験、書類準備についてまとめてみました
それでは!
最近、留学相談に答えても、相手から返信をもらえない事が多いのじゃ。運営も人間なので、返事がないと悲しいのじゃ。