ドイツの大学や大学院に入学するためには一定のドイツ語力が必要になってきます。今回はドイツ大学院で修士号を取得したBlytheさんが実際に通っていた語学学校とドイツ語勉強のコツを紹介していきます。
ドイツ大学入学するために私が通った語学学校はここ!
ドイツに来る前は、日本のドイツ語検定など国内でしか通用しない資格ではなく、ゲーテ試験やオーストリア公式語学試験(,ÖSD Deutsch als Fremd- und Zweitsprache)の様な国際的に通用するドイツ語資格習得の為に試験対策の短期コースに通ったりしました。
特にテキストもドイツで販売されていたりする公式の過去問題や、試験準備問題集を中心に取り組み、勉強して分からない箇所を試験対策コースで確認するようにしていました。ドイツでの就学,(ドイツ語を使う職務への)就職するには、最低B2 レベルの語学証明書が必要です。私はこの方法で渡独前にC1 の語学証明書を習得することが出来ました。
- ドイツ公式語学証明書(ゲーテ試験など)
- ÖSD(オーストリア公式の語学証明書)
渡独前にドイツ語の基礎をじっくり固めて来たので、ドイツでは実践(話す、書く)を中心にドイツ語が正しく使える様になるようにC1レベル以上のコースへ通いました。既にドイツで就学、就職に必要なレベルの証明書を持っていたので、資格習得の為に現地で焦る必要がなく、足りないところを補足するために以下の語学学校を利用しました。
ドイツ語を学習するための専門の図書館、施設や、野外アクティビティが充実しています。最初はVHSではなく、少々高くても施設、サポートが充実しているゲーテの語学学校をお勧めします。
生活に少しなじんできたらドイツに生活している外国人が行く市民大学の安めのコースがお勧めです。最近は移民向けの破格のドイツ語コースもあります。
ドイツ大学入学するための実践したドイツ語勉強法!
ドイツ語は好きな方法で勉強するのが一番だと思います。ドイツ語を日本の大学で第2外国語として学ぶ場合、主にドイツ語の基礎を2,3年かけて学びます。卒業後はそのまま使わず忘れるか、何らかの方法で学習を続けるかのどちらかです。
根気よく語学学習を続ける為にはそれを学習として認識するのではなく、趣味の一つとして上手く取り込めれば負担なく語学学習を進められると思います。私の場合はファッション雑誌が好きでしたので、ドイツのファッション雑誌を数種類購読し、それを趣味として大量に読む中で自然とドイツ語が上達しました。(特に読解力や、外国語を速読する力。大量に文章を読み要約する能力。)
- 忘れないためにも続ける事が大事!そのために好きな方法で学習を続けよう。
- 趣味の一つとして取り組めば負担なく学習できる。
また、アマゾンのオーディブル(Audible)を利用し、隙間時間を使ってドイツ語の本を聞いたり、各種ポドキャスト(Podcast)を利用してニュースを聞いたりしました。
(ドイツ語を聞いて理解する能力。発音の上達。)これも無理なく、自分の好きなテーマで趣味として続けることが大事です。その中で、分からない単語、言い回しが出てきた時に調べる作業が、唯一「学習」として認識する部分です。その他の部分は趣味を楽しんでいる感じです。
また私の場合は仕事でドイツ語を使っているので自然とコミュニケーションする力も付きました。最近はインターネットを使って世界中どこに住んでいても同じ情報にアクセスすることが出来ます。ドイツ語圏に住んでいないとドイツ語でコミュニケーションの部分は難しいところがあるかもしれませんが、その他の所は日本に住んでいる方にもすぐに実践頂けるかと思います。
著者:Blythe/編集:井上誠志
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