市民語学学校(VHS)と民間のドイツ語学校に通ってみました!

街が運営している語学学校VHSと民間が運営しているドイツ語学校の両方に通って感じるメリットやデメリットについて紹介していきます!

ドイツ留学体験談、今回は民間が運営しているドイツ語学校GB Linguasと街が運営している市民語学学校のVHSについてがっちゃんさんが実際に通ってみて感じた両語学学校の違いについて紹介していきます。

ドイツ留学のきっかけ

ドイツには元々興味が無かったのですが、遠距離をしていたパートナーがドイツ人でそろそろ同棲しようかという話になりました。

私の収入と彼の収入は同じぐらいだったのですが彼の方が断然休みが多く労働時間も短く労働環境が良かった事。

そしてドイツの方が将来家庭を築いた時に子供にとっていいいんじゃないか(個人的にドイツの学校教育の方が良いと思っている。大学の学費がほぼタダ。家族の時間が多い。etc.)という事で私がドイツに移る事になりました。

通っていた語学学校/VHSの様子

最初、A1コースには街が運営しているVHSに通いました。トルコ出身の先生で、クラスが20人もいて、そのうえ英語話者・母国語のみ・ローマ字も知らないという大きく3レベルに分かれてしまっていたので、先生はとても大変だったんじゃないかと思いますが、とても上手く教えてくれました。

授業はドイツ語でドイツ語を勉強するスタイルです。

ただA1コースが終わる頃にA2の開校予定を確認した所、「難民クラス優先で先生が足りていないから授業は開校されない」と言われ、急遽プライベートスクールを探しA2からはプライベートスクールに通い始めました。

次に通ったプライベートスクールのGB LinguasはVHSのちょうど倍の授業料でした。

それでもゲーテインスティテュートや私立語学学校などに比べると断然安かったです。授業は可もなく不可もなく、VHSでA1の先生がとても良かったのと安かったので、「こんなもんか…」とも思っていました。

しかしB1でまたVHSに戻った時、プライベートスクールの良さに気付かされる事になりました。

まず先生がトータル6人入れ替わりました。入れ替わる頻度が多すぎて引き継ぎもうまくされていなかった為授業はいつも足踏み状態。

学校に来て教室のドアに「本日休校」の張り紙が事前の知らせなく貼られていた事も何度かありました。

他のレベルの授業を受けてた友達は、支払いも済んでいて開校初日に来たら先生が居ず、秘書課に確認しに行ったら先生が見つからなくて開校できない。」と言われた事もあるそうです。

私自身も日本語講師として1年VHSで働いたので分かるのですが、秘書課の管理が結構めちゃくちゃなので、こういった問題は安さ故に目をつぶらないといけない&運なのかなと思います。

アインシュタイン先生

VHSの授業料は私立語学学校に比べて格段に安い事が何よりのメリットじゃ。自分の目標に合った語学学校を選ぶ事が何より重要じゃぞ!

ドイツでのアパート生活

ドイツではアパートにパートナーと住んでいたのですが、10帖ほどのリビング、10帖ほどのベッドルーム、6帖ほどのキッチン、4.5帖ほどのバスルームで家賃がなんと400€でした。

市内中心部からは自転車で30分ほどの距離だったのもありますが安かったです。携帯もVodafoneのプリペイドを使っているので月10€。

スーパーでは野菜も乳製品も安く、毎日自炊していたら2人分の食費は月200€で足りました。

語学学校もVHSでは約2ヵ月週5で450€だったので、こんなにもお金がかからないのかとビックリしました。

ドイツ留学中一番印象に残った思い出や苦労した思い出

「役所では担当者によって言う事や対応が全く違う」というのにとても苦労します。

私はドイツに来てから学生ビザを取得したのですが、1週間程でビザが届きました。

友達は2ヵ月待っていました。2年目はワーホリに切り替え現地企業に就職したのですが、その際に必要だった無犯罪証明書の取得に行った際「会社からの書類を貰って来て」と帰されたのですが、誰もそんなもの必要なかったと言うので翌日改めて行ったらすんなり手続きしてくれました。

そして3年目、結婚して長期滞在ビザを取得するため役所に必要書類を聞きに行った際に「あなたは今話せてるからA1以上確実にあるからテストは必要ないわ」と言われました。

なのでドイツ語試験を受けていなかったのですが、全書類集めて改めて役所を訪ねた時に別の担当者で「A1の証明書が必要だからテスト受けてきて」と言われ急遽テストを受けました。

書面で残してもらわないと中々信用出来ません。

アインシュタイン先生

市役所の担当に言われる事はスタッフによって大きく変わるのじゃ!

口約束よりもその場で担当者から書面で約束してもらった方が良いのお…

実践していたドイツ語勉強法やおススメテキストなど

語学学校で使っていたHuberのMenschenSicher!を使っていました。先生曰く、Goetheのテスト対策をするのにはこのテキストが一番良いそうです。

またフルタイムで働いていた2年目は学校に通う時間が無かったのでItalkiとPreplyというサイトを使って自宅でオンラインレッスンを受けていました。

語学学校って長期休みがあるので、その合間にオンラインレッスンを受けるのも手かなと思います。

ただ、一番ドイツ語が伸びるのはやはりドイツ人と会話する事だと思うので、1番のおススメの勉強法はタンデムです!Italkiではタンデムパートナーを探せたので良かったです。

『留学前に準備しておけば良かった』と思う事

私は250万貯めてからこちらに来たのと、パートナーが居たので困らなかったのですが、こちらで出会った日本人留学生のほとんどはお金をもっと貯めておけば良かったと言っています。

ドイツは旅行天国とも言える立地で週末フラっと海外旅行♪なんてのも出来てしまうので、出来るだけお金を貯めて色々な国に旅行してみて欲しいです!ドイツはあまり観光するところ無いので(笑)

筆者:がっちゃん/編集:井上誠志



街が運営している語学学校VHSと民間が運営しているドイツ語学校の両方に通って感じるメリットやデメリットについて紹介していきます!

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