2年間ドイツの芸術大学に通って成長したこと、変わったこと、気づいたこと

2年間ドイツの芸術大学に通って成長したこと、変わったこと、気づいたこと

皆さん初めまして、ミュンスター芸術大学で自由芸術、ドイツ語でFreie Kunstを勉強しているMinori(Instagram)です。

早いものでドイツの大学に入学して2年が過ぎました。

ドイツの大学に入学して当初、語学力や大学生活に慣れるのに苦労しましたが、最近では生活も落ち着き、忙しさと共に充実した大学生活を送っています。

 

4学期目を終えた今、試験や課題、作品作りに少し余裕がでてきたので、ドイツの芸術大学に通っている私のこれまでをまとめてみることにしました。

 

今回は、ドイツの芸術大学2年目の私が、具体的にドイツ芸術の何を学んでいるのか、また現地の大学に通って実際に感じている苦労、ドイツで芸術を学んで良かったと思う事などを中心に、私が実際に感じたドイツ芸術大学に通うリアルを文章や写真、動画と共に皆様に紹介できればと思います。

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ドイツ芸術大学について紹介する前に、

私がドイツの大学に入学に至ったきっかけですが、

ドイツに来る前、私は東京の大学で彫刻の勉強をしていました。

 

日本の大学を卒業した時に、修士を引き続き取ることを考えていたのですが、このまま同じ環境で学んでも同じことを繰り返すだけと感じ、変化を求めドイツで学ぶ決心をしました。

 

ここで、おそらく

「なぜ、ドイツなのか?」

という疑問を持たれる方もいると思います。

 

私がドイツを選んだ理由ですが…学費が殆どかからなかったことが大きな要因です。

かかったとしても日本の私立の芸術大学に払う金額を思えば微々たるもので、それが決定打となりました。即物的な理由でしたが、結果として今は学びの内容を見てもドイツを選んでよかったと感じています。

 

この記事を読まれる方は、少なからず海外の芸大や美大に興味があって、この記事を見つけて読んでくださっているかと思います。海外の芸術大学に通ったら具体的に何を学べるかなどの想像がつかなく、留学をためらってしまうという方もいるのではないでしょうか。

 

結論から言うと、私は美術に関わる人が留学をするのを強くおすすめします。

この記事を通じて、これから海外で美術や芸術を学んでみたいという方への後押しができれば幸いです。

通ってみて分かった、ドイツと日本の芸術大学で決定的に違うところ

まず話の前提となってしまう芸術大学のシステムから説明していきます。

ドイツのファインアート系の学科ではヨーロッパの古い学位制度であるDiplom(ディプロム)という学位システムの大学が未だ大半を占めています。

ドイツのディプロムの学位がどのくらいのレベルのものなのかというと学士+修士に相当し、だいたい10 ゼメスター(ドイツの大学では半期を1ゼメスターとし、学年ではなくゼメスターで在学期間を数えます。)つまり5年程度勉強することになります。

学士や修士が設けられてる大学であれば日本のシステムと同じで皆さんにも想像しやすいと思いますが、新しいシステム(学士と修士が分かれている)に移行した大学はまだまだ少ないのが実情です。例えばベルリン芸術大学では学士過程と修士課程が別れており、日本で学士を取得しているなら、修士にあたるマスターへの応募資格があります。

 

私の学校では基本的に学習の柱として、Atelierstudium(アトリエ研究:アトリエ内での個人制作や討論等)、Werkstattkurse (工房での実技コース)、Wissenschaft(座学)の3つがあり、またファインアート系のディプロムの場合、最初の1~2ゼメスターは必ずGrundstudium(基礎過程)を経てその後Hauptstudium(専門課程)に入ります。



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