僕が実践していたドイツ語勉強方法や通っていた語学学校について
僕のドイツ語勉強は語学学校で文法を学びつつ、外へ出てドイツ人とタンデムを通して交流することで、インプットとアウトプットを繰り返していました。
ハイデルベルクの語学学校に入ったときはA1コース(ドイツ語検定5級〜)の後半からスタートでした。初めは日本の大学で2年間ドイツ語を勉強していたこともあり、復習が中心でした。
A2コース(独検4級〜)に入ると大学では学んでいなかった、新しい文法の授業も初まるなど、さらに勉強へのモチベーションが上がってきました。
また「インプット・アウトプット学習」の甲斐もあり語学学校で課されるテストも順調にクリアできました。
しかし、3か月たったころからドイツ生活に慣れてきたことも影響しているのでしょうか…
少しドイツ語学校に物足りなさを感じてきました。
自分では語学学校にはもちろん先生以外にネイティブスピーカーはいないので非常に会話がゆっくりで、さらには他人のミスも自分のミスもすぐにわかるようになったからだと思っています。
このころからカフェやレストラン、スーパー時にはバーに行ってドイツ人と積極的に会話したり、町で聞こえてくる会話に耳を傾けてみたりするようになりました。
その中でも1番よい学習の場だったのは、サッカーチームのクラブハウスです。
クラブハウスには綺麗なシャワー付きロッカールームや医務室、会議室、レストランなどがあり、行けば誰かに出会い、いろんな会話が聞こえてきます。特にサッカーの言葉や若者が集う場ということもありスラング(若者言葉)の勉強にもなりました。
なので語学勉強には語学学校だけではなく、実践でドイツ語が練習できる場所に行く事も大事だと思います。
僕がドイツに来て感じたドイツサッカーの印象と日本のサッカーとの大きな違い
ドイツでサッカーをして感じたことは沢山あり、まず間違いなく言えることは
サッカーをする環境の良さ
です。
小さいころから芝生のグラウンドでのびのびとサッカーができる環境、その辺の普通の公園に常設のゴールがある環境、小学生から大人のアマチュアの試合までたくさんの人が試合を見に来ている環境。
プロサッカーにももちろん違いはありますが、アマチュアサッカーにおける環境はドイツの方が優れていると感じます。また、どこかにご飯を食べに行けば、そこでブンデスリーガを見ることができるなど、そういうサッカーが日常に溶け込んでいる姿がいろんな場面で見受けられました。
ただテレビでやってるからサッカーを見る、友達や家族と遊ぶ手段の一つだったり、誰でもどういう形でも日常的にサッカーに関われる環境がドイツでサッカーが日本よりも根付いている理由の一つかなと思います。
プレーの観点からみると、プレーのスピードやボールの芯をとらえる技術、球際の強さ、試合中の感情表現には強く印象を受けました。とにかくものすごいスピードで前へ行くし、1対1の場面もすごい勢いでドリブルをしかけてきます。
また、ボールを蹴るときの音で芯をとらえているんだなとわかるし、そこから繰り出されるパワフルなシュートはとても魅力的です。
球際はさすが屈強なドイツ人、強い。しかし、少々ダーティーな戦い方をしてくる選手もいますが、これもサッカーなわけで、球際の戦いってとても魅力的だなと感じさせてくれました。
最後に感情表現。ゴールが決まればとても喜び、ファールを受ければとても痛がり、納得いかなければとても怒り、試合に負ければとても悲しみ。
もちろん良くない場面も多々ありますが、自分の感情をピッチ上で表現することでいろんなことが生み出されているなと感じました。
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